<リンク> <サイト概要>

月の観察会

かぐやに会いに行こう


ガイド月面の地形は、月が欠けているときの方が、地形の影ができてクレーターや山、谷の様子がよくわかるそうです。

満月では地形が見にくいので、少し欠けている月を観察します。

月齢(げつれい)10の写真です。

月齢とは、新月から経過した時間を日であらわした数字です。

月は地球の周りを29日で一周します。

ですから月齢10とは、新月から数えて10日目という事です。


『月の観察会』 自然塾会報VOL.31の記事より

 好天に恵まれた平成26年6月8日、『月の観察会』が自然塾会員の久原和子先生により行われました。

 月の観察会の打ち合わせの際、久原先生がこう仰いました。

 「新宮には、100年ほど前に生まれた偉大な天文学者がおるんやで。畑中武夫博士といって、若くして亡くなったんやけど、もし長生きしてたら電波天文学がもっと早く進歩発展していたと言われるくらいの凄い人なんや。」

 そして久原先生は、新宮の広報誌を見せてくれました。その中に畑中博士が昭和37年11月3日新宮市公民館で講演した時の言葉が掲載されていました。

 「私達が子供のころ、世界と言えば三輪崎、木本くらいだったのが、成長すると東京が世界になったように、大きくなるにつれて、住んでいる所だけでなく、方々が見えて来る。我々だけが世界の中心で1つしかないと思うのは間違いで、そんなものは他にたくさんあり、人間が一番偉いと思うのは不自然だという考え方のほうが自然になった。
 地球と同じか、もっと進化している星があるというのはかなり確かで、そうなるとわれら地球人という意識でものごとを考えたくなる。」

 この文章が、なぜだか気になり、観察会で月を観ながら、宇宙人がいたりしてと思ってしまう齊藤でした。

ページ上部へ戻る